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両岸統合学会は9月1日に「馬政権は中華民国を脱中国化させる気なのか?」
と題する記者会見を開き、台湾で来年から実施される9年一貫学校教育課程で「
国語」、「国文」を「華語」、「華文」と言い換える教育部(文科省に相当)の
方針を批判し、黄光国・国策顧問は馬英九政権が方針を変えなければ国策顧問を
辞任して抗議すると訴えた。

両岸統合学会側は、「国語」を「華語」と言い換えるのは、李登輝総統、陳水
扁総統時代に進められてきた「脱中国化」政策の延長だと主張している。

これまで教育部が進めてきた「国語」を「華語」と言い換える動きは、中国国
民党独裁時代に台湾人にとって外来言語である中国語(北京語、華語)が唯一の
正式な「国語」として強制され、ホーロー語(台湾語)、客家語、各原住民族語
等の台湾の各民族の言語が抑圧された反省に基づくものであり、台湾はそもそも
多言語社会であり、言語平等の観点からホーロー語、客家語、原住民族語も台湾
の「国語」であるとの考え方から中国語(北京語、華語)を指して「国語」と呼
ばれていたのを「華語」と呼ぶようになったものである。

総統府は9月2日、外国人が台湾で使用されている言語を呼ぶときや、国民が
外国人に自己の言語を紹介するときに「華語」や「華文」と呼ぶのは構わないと
する一方で、「中華民国」の国民が自己の言語を呼ぶときは「国語」であり「国
語」は本国で使用される言語の公的、正式な用語であると表明したが、「国語」
に台湾の各民族言語が含まれるのかは明言せず、「華語」をという表記を「国語
」へと戻すことを示唆した。


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