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1月14日付の台湾紙「中国時報」の報道によると、馬英九総統(大統領)は台
日関係を強化するため、李登輝元総統からの信頼が厚い彭栄次・台湾機械運輸公
司会長を亜東関係協会の次期会長に指名することを決定した。

 亜東関係協会は台湾の対日窓口機関にあたり、歴代会長の多くは駐日代表(大
使)を務めた後に就任していたが、現在の陳鴻基会長は慣例を打破して陳水扁総
統時代に駐日副代表から抜擢された。亜東関係協会は2月5日に理事会を開き、
新しい会長を正式に選出する。次期会長に彭氏が就任すれば、台湾団結連盟(台
連)出身の陳鴻基会長に続き、李登輝元総統と関係が深い人物が対日関係をリー
ドすることになり、馬総統の台日関係重視の姿勢の現われといえる。

 彭氏は昨年6月に発生した尖閣諸島沖で日本海上保安庁の巡視船と台湾遊漁船
が衝突した「聯合号」事件発生後に、馬総統の書簡を当時の福田首相に伝達する
役割を担ったとされ、馬総統は日本政財界と幅広い人脈を持つ彭氏の協力を望ん
でいるという。彭氏は総統退任後の李登輝氏の訪日旅行に同行したことがあるな
ど、李登輝元総統と関係が深い。

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