close

台湾教授協会は1月5日に台湾国家定位フォーラムを開き、許世楷・元駐日代
表(大使)、姚嘉文・元考試院長、李鴻禧・台湾大学法律学名誉教授、許慶雄・
淡江大学国際学院日本研究所教授、陳隆志・台湾新世紀文教基金会理事長らが出
席した。

 この中で許世楷元代表は、陳水扁前総統が進めた台湾名義による国連加盟申請
は、台湾の法的独立国家への道を進むものであるとの認識を語った。

 許慶雄教授は「台湾が独立建国できないのは多くの台湾人民が『中華民国は政
府であり国家ではない』ことをはっきり認識していないからだ」と指摘、台湾独
立宣言をして新しい国家として国連事務局に国連加盟申請すれば、台湾が国際社
会に独立を宣言したことになるとの考えを示した。

 李鴻禧名誉教授は、台湾の現状と差が大きすぎる中華民国憲法を廃止し、中華
民国の国名をやめて「台湾国」に正名すれば台湾が主権独立国としての地位が確
定できるとして、台湾人が自ら台湾に適合した新憲法を制定するよう努力すべき
だと主張した。

 馬英九総統(大統領)は、「中華民国憲法はもともと『一中憲法』(一つの中
国憲法)だ」と明言しており、中華民国憲法上は「中華民国」=「中国」である
との立場を鮮明にしている。

arrow
arrow
    全站熱搜

    taiwanyes 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()