2006年に紅衫軍(赤シャツ部隊)を指揮して汚職疑惑のある陳水扁総統(大統
領)の辞任を迫る抗議活動を展開した施明徳・元民主進歩党(民進党)主席が1
月5日に記者会見を開き、李登輝元総統と最近会い、国民党と民進党の対立構造
を超越した「21世紀の台湾の夢」について語り合ったことを明らかにした。

 施氏は最近の台湾の政治状況について、国民党の馬英九政権は政策が揺れ動き
、野党の民進党は陳水扁前総統の汚職事件で党基盤が崩れていると批判し、民進
党と国民党がいずれも期待できない状況で、国家監督のバランスを空白にするこ
とはできないと主張した。

 さらに施氏は馬総統が「(台中)両岸は国と国の関係ではない」と発言したこ
とに対して「両岸の『特殊な国と国の関係』の国をとってしまったら、両岸は何
の関係なのか?」と述べ、馬総統の対中姿勢を強く批判した。

 台湾のメディアは施氏と李登輝元総統の和解や接近が、第3勢力の結集や台湾
政界再編のきっかけとなるのではないかと興味深く報じている。

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