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馬英九総統(大統領)は1月7日午後に台湾日本人会と台北市日本工商会の新
年会に出席し、今年を台日特別パートナー関係促進年とすることを発表し、青少
年ワーキングホリデービザや台北松山空港―東京羽田空港線開設の推進など、台
日関係の強化を訴え、日本重視姿勢をアピールした。
台北松山空港は、台湾桃園国際空港(旧中正国際空港)の開港以降、台湾国内
線用空港として利用されてきたが、台湾高鉄(新幹線)開通後、国内線の需要が
減ったため、台北市内との利便性を生かした国際空港化が検討されていた。
昨年7月4日から台中両岸チャーター便がスタートし、台北松山空港の両岸チ
ャーター便乗り入れに伴う国際線用のターミナルが再整備され、現在第一ターミ
ナルを国際線ターミナルとするための拡張工事を行っている。また、今年6月に
は新交通システムの台北捷運内湖線(木柵線と直通運転)が開業し、台北松山空
港から忠孝復興駅(太平洋そごう前)まで約10分で結ぶようになるなど、台北市
内へのアクセスが便利になる。
現在、台北松山空港から両岸直行便を含む国際線は週50便運航されており、台
湾交通部民航局は今後、さらに日本の東京羽田空港、韓国のソウル金浦空港、中
国の上海虹口空港など近隣アジア各国都市の第二空港を結ぶ路線の開設を検討し
ている。民航局は今年2月に日本側と協議を行い、早ければ羽田空港第4滑走路
が完成する2010年に台北松山―東京羽田線が開設され、一日4往復程度運航され
る見通し。
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