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5月20日で就任一周年を迎えた馬英九総統(大統領)は、5月19日の国際記者
会見で「中華民国の主権は国民全体に属し、台湾は中華民国だ」と主張した。さ
らに5月20日の記者会見では、「台湾は中華民国の一部である」との持論を表明
した。

 これに対し、鄭文燦・民主進歩党文宣部主任は、「もし台湾がなければ、中華
民国の国号も国家もみな存在しない。『台湾は中華民国の一部』であるのなら、
残りの部分は何なのか?」と反論し、馬総統の中華民国が“中国大陸”を含むこ
とを暗に批判した。そして、「台湾は2300万人の生命共同体であり、台湾の主権
は2300万人にあり、台湾の未来の前途は2300万人が共同決定すべきだ」と訴えた

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