本日(5月20日)、高雄市政府が第二次世界大戦前後に海外で戦
死した台湾籍軍人を記念して「戰争與和平紀念公園(戦争と平和記
念公園)」を旗津に整備し、本日落成式が行われる。

百名の台湾籍元日本兵が軍服で出席し、落成式と同時に「許昭栄先
生追悼会」を行い、台湾籍元日本兵の権利を求め、自らを犠牲にし、
その自決から本日ちょうど一周年になる許昭栄(きょ・しょうえい)
氏を追悼する。

同公園の設立には紆余曲折があった。許昭栄氏をはじめとする「國
軍台籍老兵および遺族協會」が10年以上にわたる奔走の末、旗津
の公園用地の権利を得て、戦争と平和記念公園を準備していた。

ところが、ある市議が、「平和記念公園」という名称に変更して、
石碑を撤去することを提案した。市政府と許昭栄氏らの協議の末、
元のままにするためには、国府軍と共産党軍の戦闘を記念した「
823砲戰戰歿者紀念碑」を増設することが条件とされた。許昭栄
氏は、これを受け入れず、公園予定地で焼身自決を決行し、「戦争
と平和記念公園」の名称を守った。

高雄市政府文化局は、昨日、元台湾籍軍人・徐騰光氏と許昭栄氏の
娘・許淑[惠に、くさかんむり]さんを招いて記者会見を行い、本日、
「戦争と平和記念公園」と記念館の落成式を行うことと、同時に、
『台籍老兵的血涙故事』が上梓され、日本メディアからも取材があ
ったと発表した。

文化局によると落成式は午後四時から、陳菊・高雄市長が行う。百
名の台湾籍退役軍人と遺族のほか、許昭栄氏の日本人の友人も日本
から追悼式に出席し、台湾籍元軍人とともに「海行かば」をささげ
る。

時間:

16:00-16:40 参観
16:40-17:35 落成および追悼式

場所:戰争與和平紀念公園(旗津三路、風車公園の旁)

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