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日本は台湾を中華民国に返還していない!
中国の膨張から台湾と日本を守れ!

台湾の馮寄台駐日代表に発言撤回要求を!

抗議先:台北駐日経済文化代表処 広報部

e-mail: information@roc-taiwan.org
電話: 03(3280)7840~8 、7916  
FAX: 03(3280)7926

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真実を語って制裁受けた日本大使と嘘を言って日本を騙す台湾大使


                                              台湾の声編集部

台湾の台北駐日経済文化代表処の馮寄台代表(駐日大使)は昨年12月3日、アジア調査会講演会における講演で、「1895年、日清戦争で清朝が負け、下関条約で日本は台湾を領有し、以後50年の植民地統治を始めました。そして、1911年、中国の革命家孫文が清朝を打倒し、アジアで初めての共和国、中華民国を樹立しました。1945年、第2次世界大戦が終わり、台湾は中華民国に返還されました」と語った。

だが日本は台湾を中華民国に返還などしていないのが歴史事実である。

日本は1952年、サンフランシスコ講和条約によって台湾を放棄しただけで、その後の台湾の帰属先は未定のままである。つまり台湾の住民自決が待たれているのだ。

中華民国は連合軍総司令部(GHQ)の命令によって45年に日本軍の降伏を受け入れるために軍隊を台湾に進駐させて占領したさい、勝手に「台湾は返還された」として統治を開始した。そして49年には国共内戦で敗北した蒋介石が台湾へ中央政府を亡命させたが、その時点でまだ台湾は日本の領土だったのだ。

国民党政権は日本が台湾を放棄した後もそこに居座って独裁支配を行い、住民自決を許さなかったというのが歴史真相だ。

49年に成立した中華人民共和国は台湾を中華民国から引き継いだとして、「一つの中国」を宣伝し、台湾併呑を目論んでいるが、このように「一つの中国」など国共両党の侵略主義者が作り上げた虚構なのである。

去年の5月に日本の交流協会の斎藤正樹代表(駐台大使)が、台湾での講演で「台湾の地位は未確定」と「歴史真相」を話したら、馬英九総統をはじめとする国民党政権は、齋藤代表との会見をボイコットするという制裁措置を採った。

中共も日本政府を強く抗議した。

なぜなら、その発言が「一つの中国」の虚構を暴露するものだったからだ。

齋藤代表はわずか1年5ヶ月だけを務めて12月20日に辞任したが、それは国民党政権のボイコット政策の結果と見られている。

馮寄台代表の歴史捏造発言は、その直前に行われたものだ。

日本の大使は真実を語って制裁を受け、台湾の大使は堂々と嘘を話す。

国民党は現在、中国と「一つの中国」で合意し、関係改善を進めている。このままでは台湾は、中国に併呑されることになる。

真実を求める我々台湾人には、痛恨のことである。国民党政権は日本に謝罪を行わなければならない。

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