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台湾の白色テロ(中国国民党独裁政権時代の強権政治)をテーマにした米映画
「Formosa
Betrayed」(裏切られた台湾)の試写会が2月28日に米国ハリウッドで行われた


 同映画は1980年代に、台湾出身の教授が米国で殺害された事件の背景に迫るも
ので、当時の米国連邦調査局による捜査や、当時の国民党政権によるスパイ学生
、台湾独立派ブラックリスト等、当時の複雑な時代背景が描かれている。

 同映画は、当時国民党政権のブラックリストにされた高雄出身の在米台湾人の
両親を持つプロデューサー、ウィル・ティアオ(Will
Tiao)氏が中心となって制作されたもので、在米台湾人らの熱心な協力によって
ハリウッドの映画に台湾のストーリーを織り交ぜることが実現できたのだという


 ティアオ氏は、今後同作品を多くの国際映画祭で上映するほか、今年6月にも
米国の国会議員を交えて試写会を行うとしており、映画を通してアメリカ人及び
世界の人々に台湾の歴史を広く知ってもらおうと熱心に活動している。

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