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10月23日に開幕した第23回東京国際映画祭(10/23~10/31)のオープニングセ
レモニーで中国代表団が台湾代表団に「台湾/Taiwan」を「中国台北/Chinese Taipei」
の名義に変更するよう圧力をかけ、台湾映画『ジュリエット』の主演女優である
ビビアン・スーなどを含む台湾代表団が六本木ヒルズ会場の「グリーンカーペット」
を辞退する事態となった。

日本のインターネット上でも「シネマトゥデイ」は23日夜に「なぜ?ビビアン
・スーが急きょ欠席!!」と速報したが、「当初カーペットへの登場が予定されて
いたビビアン・スーが、急きょ出席を取りやめた」と報じただけでその欠席理由
は把握していなかったようだ。

台湾のTVBSの報道によると、中国側の団長である江平が台湾側に「両岸の中国
映画」として台湾映画を「中国映画」の一部と受け入れるよう求め、「台湾」を
「中国台北/Chinese Taipei」に変更するよう迫り、これに対して台湾側団長の
陳志寛・行政院新聞局映画処長は「文化事業を政治とからめるのか?
彼ら(中国側)は『オリンピックモデル』で『Chinese Taipei』とするよう要求
したが、これは映画祭でありオリンピックと関係ない」として中国側の強引な要求
を拒否したとのこと。

東京国際映画祭では「アジアの風」部門で「台湾電影ルネッサンス2010~美麗
新世代」として、台湾映画6作品(『モンガに散る』『ジュリエット』『台北カ
フェ・ストーリー』『4枚目の似顔絵』『ズーム・ハンティング』『風に吹かれ
て~キャメラマン李屏賓(リー・ピンビン)の肖像』)を上映する。

東京国際映画祭で上映される台湾映画を応援しよう!

東京国際映画祭 公式ページ
http://www.tiff-jp.net/
http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/index.html (アジアの風‐台湾電影ルネッ
サンス2010~美麗新世代をクリック)

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