台湾と中国の自由貿易を促進する「両岸経済協力枠組協定」(ECFA)が9月12
日に正式発効した。同協定で定められた中国539品目、台湾267品目の関税引き下
げについては来年1月から2013年にかけて3段階で実施される。

 ECFA発効により、台湾の一部の大企業は短期的に利益が得られるとみられてい
るが、中国からのサービス業開放や中国製品輸入緩和などの影響で、台湾人の失
業増加や台湾社会の貧富の格差が拡大する懸念が深まっている。また現時点で台
湾はアジアで中国としか関税引下げの経済協定を結んでいないことから、このま
までは対中経済依存がより深まることになる。ECFAの対中依存の影響を緩和する
ためには、台湾が中国以外の国と貿易障壁を緩和する経済協定を結ぶ必要がある
。日本は今後台湾との経済関係強化について真剣に考えるタイミングに来ている


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