close

日本に滞在している米国のグレグソン国防次官補(アジア・太平洋担当)は9
月28日、東京の米国大使館で記者会見し、尖閣諸島問題に関して日本の立場を全
面的に支持する考えを表明し、尖閣の領有権についても従来の米国の立場から一
歩踏み込んで、「1972年に日本に返還された」との認識を示した。

 グレグソン国防次官補の尖閣諸島に対する見解について、日本の各紙は以下の
ように伝えている。

『産経新聞』…同諸島について「1972年の沖縄返還の際、沖縄県とともに日本に
返還したのが事実だ」と強調した。米政府は領有権紛争一般について「一方に肩
入れする立場をとらない」との原則を掲げているが、同次官補の発言は、尖閣諸
島の領有権を主張する中国に対し、一歩踏み込んだものとして注目される。

『朝日新聞』…尖閣諸島の領有権については、他の領土紛争と同様に「米国政府
としてはどちらの当事者にも同調しない」としながら、「1972年に沖縄県ととも
に(米国から)日本に返還された」と指摘。

『毎日新聞』…尖閣諸島の領有権について「尖閣は1972年に沖縄県とともに日本
に返還された」と述べ、日本の領土であることを事実上、認めた。

『時事通信』…「尖閣諸島は1972年の沖縄返還時に(米国から)日本に戻された
」と記者団に説明、同諸島は沖縄県の一部との認識を示した。

arrow
arrow
    全站熱搜

    taiwanyes 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()