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共の間接侵略を自ら誘導するのか

日本李登輝友の会機関誌「日台共栄」二月号より転載

   日本李登輝友の会常務理事、「台湾の声」編集長  林建良



 民主党政権が提出しようとしている外国人地方参政権付与報案は永住外国人を選挙権に選挙権を与えるものと報じられている。

 そこで多くの日本人が懸念するのは、現在「十四万人」にも達し、今後も増加する一方の中国人永住者がいかに日本の選挙権を中国共産党の対日工作のために行使するかだ。中国のメディアによれば、実際に在日中国人からは祖国の発展のため、八十万人もの在日中国人のために参政権を獲得しようとの掛け声が上がっている。

 実は外国人登録で台湾人は「中国人」扱いのため、この「十四万人」には不本意ながら二、三万人ほどの台湾人も含まれている。その台湾人の一人として日本人に訴えたいのは、この法案は日本を弱体化するということだ。

 そもそも地方政治であれであれ、国政であれ、外国人には日本の政治に参加したいなら、帰化する道があるのである。日本より故国に忠誠心を持つ外国人の地方参政権はいずれ中央政治に影響を与える。殊に中国人にも地方参政権を与えれば、中国は日本干渉のための新たな手段を手にすることになる。

 もしすでに中国人がすでに選挙権を持っていれば、普天間基地の移設問題に深く関わった先日の名護市長選挙では、多くの中国人が現地に移り、投票していたものと考えられる。自衛隊の駐屯問題が浮上する与那国島にも中国人の転居者は増加することだろう。
また有権者として、日本の政治家を籠絡することも簡単なことだ。すでに多くの政治家たちは、中共のコントロール下にあるではないか。

 このように故国のため、日本の安保問題を左右することもあるのだ。

 教科書問題を含む教育問題にしてもそうである。そうさせるために中共は、必ず在日中国人を操作する。あの政権は、日本を間接侵略したいのだ。

 このような危険な状況になれば、もはや日本は日本ではなくなるであろう。
これは台湾にとっても、非常に懸念すべき事態なのである。

 我々在日台湾人はたいてい、いかに日本社会に貢献するかを考えても、外国人としての特別な利益を要求するようなことはしない。

 それよりも我々の優先事項は自分たちの国作りである。これが在日台湾人に多く見られる考え方である。

 そこで日本李登輝友の会では、台湾人も日本人メンバーとともにこの亡国法案問題に関心を寄せている。

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