Selected Category: 論説 (26)

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中国から「台湾独立の広告塔」「台独ゴッドファーザー」と罵られ、蛇蝎のごと
く嫌われながら、独立派と呼ばれた陳水扁総統の民進党政権を罵倒したり、民進
党から統一派とされる国民党へと政権が移るや、台湾国内では「変節して国民党
に擦り寄っている」とも非難される李登輝氏だが、国家正常化(台湾の正名、制
憲、建国)、つまり中華民国体制から脱却し、台湾国を打ち建てるべしとの信念

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あのパンダ問題は、現在どうなっているのだろうか。

昨年五月、来日した中国の胡錦濤主席は福田首相に対し、上野動物園にパンダ二頭を共同研究用として貸与することを表明した。貸与料は年間約一億円との見通しが報じられた。これを受け全国各地では、若者を中心とした受け入れ反対の署名運動が行われた。私も一度、上野駅前における街頭署名活動に参加したことがあるが、多くの人がそれに応じたのを覚えている。

その後運動のリーダーの一人、金友隆幸氏が集めた署名用紙を携え、東京都議会に陳情を行った。それとほぼ同時期に、動物園の所在地である台東区の町会連合会も、速やかなる受け入れを求める陳情を行ったようだ。

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二〇〇一年だったと思うが、中国の政府系シンクタンク、中国社会科学院が「在
日台湾人と日本の右翼勢力が結託した」と指摘したことがある。

これはその年、法務省が外国人登録で、日本に居住する台湾人に「中国」との誤
った国籍を押し付けていることに抗議するため、在日台湾同郷会と我々台湾研究

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十二月二十三日夜、NHKテレビニュースでアナウンサーがとても嬉しそうな顔
で「次はパンダの話題です」と切り出した。言うまでもなくパンダが台湾に到着
したとの速報だったが、今回の中国によるパンダ贈呈の意図、経緯を考えれば、
断じて笑顔で報道できるような話などではないのである。

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新たな年を迎えて思うのは、ますます強化一方の中国の勢力伸張の動きであるが、我が国で中国脅威論は盛んに語られても、その軍事的脅威がどこから我が国へ「やって来るか」についてはあまり語られていない。

それは東支那海(尖閣諸島を含む)からなのか、それとも中国に併呑後の台湾からなのか…。いずれにせよ日本がそれに直接晒されるときは、台湾が軍事攻撃を受けたときか、中国の影響下に転げ落ちたとき。つまり中国の海洋への膨張を食い止めてきた「砦」である台湾が、砦としての機能を喪失したときであると予測するべきである。

今日の国際社会における理念に照らしても、中国の台湾併呑は断じて許されることのない対外侵略である。ところが中国はこの侵略行為を「台湾は中国の一部」と言う宣伝で正当化し、国際的非難を回避することに成功しているのである。

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台湾紙「自由時報」(十二月八日)にチベット亡命政府駐台代表でダライ・ラマ
基金会会長のDawa Tsering氏、同政府国会議員のKhedroob Thondup氏へのインタ
ビュー記事が掲載されたが、日本人にとっても重要と思われるので、一部を紹介
したい。

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